マンションの専用庭を使いこなすための工夫を考える

マンションの専用庭を使いこなすための工夫を考える

こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。
今回は、マンション暮らしに関する情報をお届けします。
マンションの1階の部屋には、専用庭がついていることがあります。広々と洗濯物を干せるなど、メリットも多くありますが、他にはどのようなことができるのでしょうか。ここでは、マンションの専用庭を使いこなすための工夫を考えてみましょう。

マンションの専用庭の工夫1:畑を作っても大丈夫?

【住民の声】
私は以前から、自分の畑で作物を育ててみたいと思っていました。せっかく専用庭付きの部屋が手に入ったので、ぜひ畑を作りたいのですが大丈夫でしょうか。お隣さんの庭を見る限り、鉢植えの植物は認められているようです。

【お悩み解決のポイント】
管理規約次第ですが、地面に直接植物を植えるのは認められないことも多いと思われます。なぜなら専用庭は「専有使用が認められた共用部分」であり、災害時の避難通路としても使われるため、避難の妨げになるものは設置できないからです。
畑は移動させられませんから、鉢植えなどに比べて扱いが厳しくなるのは否めません。無理をせず、プランター菜園を作るのもおすすめです。もちろん、プランターや鉢植えも、避難の邪魔にならない位置に配置してください。

マンションの専用庭の工夫3:草むしりが面倒な時は?

【住民の声】
専用庭の雑草の多さに悩まされています。正直あまり使っていない庭なのですが、「景観に差し支えるので草むしりは行なってください」と理事長さんに言われているのです。雑草が生えるのを防ぐ方法を教えてください。

【お悩み解決のポイント】
まずは一度しっかりと草むしりを行い、そのあとで砂利をまいてみてはいかがでしょうか。雑草が生えるのを抑制できるのに加え、上を歩くと音がなるので、防犯効果も期待できます。泥がはねにくくなりますから、雨のあとで歩いても安心です。

まとめ:専用庭を活用してマンション生活を楽しくしよう

専用庭は、1階の居住者の特権といってもいいスペースです。うまく活用すれば、マンション生活がさらに魅力的になるでしょう。どの程度のことが可能なのかはマンション毎に異なりますので、一度管理規約を確認してみてください。

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