安全性や周囲の環境も考慮。子育て世代のマンション選び

安全性や周囲の環境も考慮。子育て世代のマンション選び

こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。
今回は、マンション暮らしに関する情報をお届けします。
小さなお子さんのいるご家庭は、日々の生活も何かと忙しくなるものです。お子さんができたのに合わせて新居の購入を考えているものの、どのような物件を選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。ここでは、子育てに向いたマンションの選び方を解説します。

子育て世代のマンション選び1:周囲の環境

【お悩みごと】
私たち夫婦は最近結婚したばかりですが、いずれ子供ができた時のためにマンションを購入しようと思っています。子育てに適したマンションの立地があれば教えてください。

【お悩み解決のポイント】
マンションの立地=周囲の環境は、子育てのしやすさに大きく関わってきます。以下の施設が近隣にあると便利なので、参考にしてください。

  • 公園
    お子さんには、元気よく走り回れる場所が必要です。近くに大きな公園や運動場があれば、遊ぶ場所に不自由しないでしょう。お子さんが共用部分を遊び場にしてしまうのを防ぐことにもつながります。
  • 病院
    小さな子は、どうしても怪我をしたり病気になったりしやすいものです。近くに病院(特に救急病院)があれば、具合が悪くなってもすぐに連れて行くことができます。
  • 教育施設
    保育園・幼稚園や小学校が近ければお子さんも通学しやすく、送迎が必要な場合も保護者の方の負担が軽くなります。もちろん保育園・幼稚園は、そこに入園できるとは限らない点に注意してください。
  • スーパーなど
    お子さんを連れて買い物に行き、あちこちのお店を回るのは大変です。ある程度の買い物を1ヶ所で完結させられるよう、近くに大型のスーパー、ショッピングセンター、商店街などがあるマンションを選んでみましょう。

子育て世代のマンション選び2:安全性の確保

【お悩みごと】
ここ最近、私の住む地域で不審者が目撃されることが増えており、子供が事件に巻き込まれないか心配です。近々マンションを購入する予定ですが、安全性の高いマンションというのはあるのでしょうか。

【お悩み解決のポイント】
防犯設備の充実しているマンションなら、お子さんの安全を守りやすくなります。オートロックはもちろん、防犯カメラが死角なく配置されているか、薄暗い場所や不審者が潜みやすそうな場所はないかを確認しましょう。ホームセキュリティもあれば、さらに安全性が高まります。

子育て世代のマンション選び3:適した間取り

【お悩みごと】
今年、下の子が小学校に入学します。上の子は今年で5年生です。流石に自分用の部屋を与えるべきかと思い、十分な部屋数のあるマンションを探しています。子供部屋を与えると、目が届かなくらないか心配なのですが、どのような間取りがおすすめでしょうか。

【お悩み解決のポイント】
子育て向けの間取りの代表例としては「リビングイン」形式があります。リビング・ダイニングに個室が隣接しており、その個室を子供部屋にすれば、お子さんの様子を把握しやすくなるのです。リビングを通らないと家の出入りができないため、こっそり外出するのを防ぐこともできます。
ただ、リビングインはプライバシー性がやや低く、お子さんが成長すると不満を覚えるかもしれません。また、リビングで発生する音が子供部屋に届いてしまうという問題もあります。子供部屋の防音をしっかり行うなどして対策するといいでしょう。

まとめ:適したマンションを選んで楽しく子育てをしよう

核家族が増えている現在では、一戸建てよりマンションの方が子育てに向いているともいわれています。保護者の方は、どうすればお子さんが健やかに育つのか、そして自分の負担を減らせるのかを考えてマンションを選びましょう。

コラム一覧