将来は当たり前に? マンションのスマートホーム化を考える

将来は当たり前に? マンションのスマートホーム化を考える

こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。
今回は、マンション入居者の方へ、マンション暮らしに関する情報をお届けします。
近年ではAIを搭載した家電や、インターネットに接続可能な家電(IoT家電)が普及し始めています。これらを豊富に取り入れた「スマートホーム」は、まさに住宅の新たな形です。今回は、マンションのスマートホーム化について考えてみましょう。

マンションのスマートホーム化1:スマートリモコン

【住民の声】
最近仕事が忙しく、家に帰ってきた時はぐったりしています。電灯やエアコン、テレビなどのスイッチを入れるだけでも億劫に感じてしまうのです。リモコンをどこかにやってしまった時などは、探すのさえ面倒でなりません。どうにかならないでしょうか。

【お悩み解決のポイント】
Google Homeなどのスマートスピーカーと、それに対応したスマートリモコンを使ってみてはいかがでしょうか。声だけでさまざまな家電を操作できるようになるため、疲れている時や家事の最中、両手がふさがっている時などでも負担を感じません。また、家電ごとにリモコンを使い分ける必要がなくなるのも大きなメリットです。

マンションのスマートホーム化2:スマートロック

【住民の声】
私たち夫婦は共働きのため、日中は家が留守の状態です。これまでは特に問題に感じていなかったのですが、マンション内で不審者が目撃されたという話を聞き、急に心配になりました。家の防犯性を高める方法があれば教えてください。

【お悩み解決のポイント】
「スマートロック」を使ってみましょう。スマートフォンを使って外部からでも家の鍵を開け閉めできるのに加え、鍵が開いたことを通知してくれる機種もあります。留守中に勝手に鍵が開いたのなら、不審者が侵入した可能性が高いというわけです。後付けできるタイプも登場しているので、管理組合に確認した上で設置してみましょう。
また、家の中を直接確認できないと不安だという方には、ネットワークカメラの設置がおすすめです。スマートフォンを使えば、いつどこでも自宅の中の様子を確認できます。お子様やペットにお留守番をさせることが多いご家庭に向いているでしょう。

マンションのスマートホーム化3:スマートカーテン

【住民の声】
私の寝室はちょうど東を向いており、朝日が最高の目覚まし代わりになります。しかし、夜はできるだけカーテンを閉めて寝たいのです。やはり普通に目覚まし時計で起きるしかないのでしょうか。

【お悩み解決のポイント】
スマートカーテンを導入してみましょう。スマホのアプリを使って設定した時間に自動で開け閉めできるため、就寝中は外部の光をシャットアウトし、起きる時間帯になったら日光を取り入れて目覚めることができます。もちろん、スマホをリモコン代わりにしたり、スマートスピーカーと連動させて声で操作したりすることも可能です。

まとめ:最新技術でマンションライフを充実させよう

IoTやAIの活用が、マンションライフをさらに豊かにしてくれることは間違いありません。最近では、豊富なIoT設備を導入した「IoTマンション」も登場しています。自分の生活に最新技術をどう役立てられるか、ぜひ考えてみてください。

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