マンションの部屋に2階が! メゾネットタイプの物件の特徴

マンションの部屋に2階が! メゾネットタイプの物件の特徴

こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。
今回はマンション入居者の方へ、マンション暮らしに関する情報をお届けします。
マンションの部屋といえば、階段がなく平坦な作りになっているのが一般的です。
しかし、中には「メゾネット」といって、2階以上の階層で構成されている部屋もあります。ここでは、メゾネットタイプの物件の特徴を見ていきましょう。

メゾネットタイプの物件1:メゾネットは住みやすい?

【住民の声】
メゾネットタイプの物件はとても住みやすいと聞いたのですが、本当でしょうか。2階がある分、専有している空間が広いのはわかるのですが、それなら単純に部屋数の多い物件と変わらない気がします。メゾネットタイプならではの強みを教えてください。

【お悩み解決のポイント】
メゾネットタイプの長所は、生活空間を1階と2階に分けられることです。たとえば1階をリビング、2階を子供部屋にしておくと、お子様が家にいる時でもお客様を出迎えやすくなります。

その他、あまりお客様に見られたくないものは、すべて2階に置いておくといいでしょう。お子様が多感な時期を迎えたら、子供部屋とご両親の部屋を1階と2階に分け、お子様のプライバシーを守ることも可能です。

メゾネットタイプの物件2:高齢者は1階部分がおすすめ

【住民の声】
一人暮らしをしている母親と、マンションで同居する計画を立てています。相談の結果、やはり生活空間は分けた方がいいだろうと考え、メゾネットタイプの物件を選ぶことにしました。高齢者にとっても、メゾネットタイプは暮らしやすいものでしょうか。

【お悩み解決のポイント】
老後にマンション生活を選ぶ方は少なくありませんが、その理由の1つが「マンションには階段がないから」です。上り下りをせずにすむのは、足腰の弱くなった高齢者にとって大きなメリットといえるでしょう。

メゾネットタイプの場合は、そのメリットを失っていると考えることもできます。とはいえ、生活空間を分けられるのが大きな魅力なのも確かです。1階のみで生活を完結させられるようなレイアウトの物件を探し、お母様の部屋を1階に配置してみてはいかがでしょうか。

メゾネットタイプの物件3:吹き抜け構造なら開放感抜群

【住民の声】
メゾネットの部屋に大変興味があるのですが、どういう構造なのか今ひとつ想像がつきません。1階と2階に分けられているのなら、2階にいると1階が見えなくなってしまうのでしょうか。

【お悩み解決のポイント】
メゾネットタイプの部屋は、デザイン性を重視していることも手伝い、吹き抜け構造が多い傾向にあります。その場合、室内はとても開放的で、階段の周辺であれば1階と2階で会話もできるのです。
階段付近にお子様の遊び場所を作っておくと、違う階にいても動きが把握しやすくなり安全性も高まります。
もちろん、吹き抜けでない物件もありますから、お好みに合わせて選択してください。

まとめ:メゾネットタイプの特徴を知り、活用しよう

メゾネットタイプの物件は、マンションでも2階がほしい方に最適です。いろいろな使い方が可能で、特にご家族の人数が多い時に効果を発揮します。マンション探しの際は、ぜひ選択肢に入れてみてください。

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