新たな我が家を評価する! 中古マンションの内覧のポイント

新たな我が家を評価する! 中古マンションの内覧のポイント

こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。
今回はマンション入居者の方へ、マンション暮らしに関する情報をお届けします。
よりリーズナブルにマンションを購入したい時は、中古マンションも選択肢に入ります。すでに人が住んでいる以上、さまざまな点に目を向けて物件を選ばなければなりません。ここでは、中古マンションを内覧する際のチェックポイントを紹介します。

中古マンションの内覧のポイント1:外観と共用部分

【住民の声】

中古マンションを探しており、いくつかの物件に目星をつけています。今度内覧に行く予定なのですが、何しろマンションを買うのは初めてなので、どこに注目すべきかわかりません。新築のマンションとの違いはあるのでしょうか。

【お悩み解決のポイント】

最初に注目しておきたいのは、外観や共用部分の状態です。中古マンションは、すでに多くの人が生活していますから、日々の維持管理は欠かせません。外観や共用部分の問題点が目立つなら、維持管理が疎かになっているのかもしれません。以下の部分に目を向けて見ましょう。

  • 外壁に目立った亀裂や脱落、汚れがないか
  • エントランスや廊下がきれいに清掃されているか
  • 照明が切れていないか
  • 壁に落書きがされていないか
  • 植栽の手入れが行き届いているか

中古マンションの内覧のポイント2:居住者の様子

【住民の声】

私はマンションに多くの条件を求めないのですが、ご近所トラブルだけは起こしたくありません。中古マンションを購入する際、どんな居住者がいるかを確かめる方法はあるのでしょうか。

【お悩み解決のポイント】

直接居住者の様子を確認することは難しいですが、問題の兆候が現れやすい場所はあります。以下のポイントに注目してみましょう。

  • 掲示板に、迷惑行為への注意喚起の掲示がされていないか
  • ゴミ置き場が整理整頓され、分別がしっかり行われているか
  • 廊下や階段に私物が放置されていないか

また、目当ての部屋にまだオーナーが住んでいる場合は、ぜひ話を聞いてみてください。実際に暮らしている人の感想は何よりも重要です。見学するだけではわからない情報が得られるかもしれません。

中古マンションの内覧のポイント3:修繕計画と修繕積立金

【住民の声】

内覧した中古マンションが、新築同然の素晴らしい物件でした。値段も手頃なので言うことがありません。もう購入に踏み切ってもいいでしょうか。

【お悩み解決のポイント】

中古マンションの実情は、見た目だけではわかりません。修繕計画がずさんなマンションの場合、今はきれいでも将来大変なことになる可能性があります。仲介会社や不動産会社の担当者には、以下のようなことを聞いておきましょう。

  • 管理組合はしっかり機能しているか
  • 長期修繕計画はどのようになっているか
  • 修繕積立金の残高は十分か

これらに加え、前のオーナーが管理費や修繕積立金を滞納していないかも重要です。いきなり大きなトラブルにならないよう、不明点があれば遠慮なく聞くようにしてください。

まとめ:ポイントを押さえて、かしこく中古マンションを購入!

中古マンションの購入は、新築マンションとは少し考え方を変える必要があります。うまく行けばいい物件をリーズナブルに購入できるので、じっくり検討してみてください。

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