開かない時はどうする?名前は書くべき?マンションの郵便受け

開かない時はどうする?名前は書くべき?マンションの郵便受け

こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。
皆さんは、マンションの郵便受けを毎日チェックしていますか? 今回は、郵便受けでよく発生する問題への対処法を考えてみましょう。

マンションの郵便受けの問題1:暗証番号を忘れた

【住民の声】
重要な郵便物が来ているのに、郵便受けの暗証番号を忘れてしまいました。いろいろいじっているうちに偶然開いたからよかったものの、場合によっては力ずくで開けてしまっていたかもしれません。このような時はどうすればいいのでしょうか?

【お悩み解決のポイント】
まずは管理会社に連絡し、事情を説明して判断を仰いでください。暗証番号の確認方法は個人情報に係る問題でもありますので、管理会社によって対応が異なる可能性があります。管理員やコンシェルジュが常駐しているなら、その方に報告するのがよいと思われます。
なお、力ずくで郵便受けを開けるのは避けてください。万が一破損した場合、共用設備のため、居住者が修繕費を負担しなければならないことがあります。暗証番号もわからないままですから、何の解決にもなっていません。

マンションの郵便受けの問題2:名前の表記

【住民の声】
最近気づいたのですが、マンションの集合ポストに名前を書いている人が結構いるようです。部屋番号だけでも郵便物は届くはずなのに、なぜわざわざ名前を書くのでしょうか? 個人情報が漏れるデメリットがあるだけだと思います。

【お悩み解決のポイント】
集合ポストに名前を書いている方の多くは、郵便物の誤配防止のために行っていると考えられます。本来郵便物は、住所と氏名を両方確認した上で配達するのが望ましいからです。配達員にとっても、うっかりミスの可能性が減るのはありがたいでしょう。
とはいえ、プライバシーの問題から名前を書かない方が多いのも事実です。また、マンション内のルールによって決められている可能性もありますので、一度確認されてみるといいでしょう。個人の意思に任されているのであれば、メリットとデメリットを比較した上で、記載するかどうかを判断してください。

マンションの郵便受けの問題3:取られていない郵便物

【住民の声】
ご近所さんの郵便受けがいっぱいになっているのに気づきました。チラシの量などから考えて、おそらく1週間以上は郵便受けに触れていないと思われます。何かあったのではないかと心配しているのですが、普段交流のない方なので、気軽に訪問もできません。どうすればいいでしょうか。

【お悩み解決のポイント】
すぐに管理会社に報告して、対応を依頼するのがよいと思われます。ただ旅行に行っているだけかもしれませんが、自宅で倒れていたり、何らかの事件に巻き込まれたりしているかもしれません。あまり近隣住戸と交流を持っていない居住者なら、なおさら助けが必要です。異変に気付いたら積極的に動くといいでしょう。

まとめ:トラブル防止のために、郵便受けは毎日チェック!

郵便物からはさまざまな個人情報を読み取ることができるため、一歩間違うと個人情報の漏えいにつながります。郵便物は毎日取り出し、トラブルが発生した時は適切な対応を取るよう心がけてください。

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