湿気や臭い、ハウスダストも排出。マンションの換気の工夫

湿気や臭い、ハウスダストも排出。マンションの換気の工夫

こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。

今回はマンション入居者の方へ、マンション暮らしに関する情報をお届けします。

マンション生活で困ることが多いのが換気です。

換気システムがあっても、十分に空気が循環しないことはあるでしょう。

今回は、マンションで効率よく換気をするための工夫を紹介します。

換気システムは定期的に掃除。窓も時々開けること

【よくある入居者のお悩み1】

うちのマンションには24時間換気システムがついているはずなのですが、あまり空気が入れ替わっている気がしません。

食べ物の臭いも長い時間残っているように思います。換気システムのパワー不足なのでしょうか。

【お悩み解決のポイント1】

現在のマンションは、24時間稼働する換気システムを付けるよう法律で定められています。

しかし、一般的な換気システムのパワーは、1時間で部屋の空気を半分入れ替える程度です。

一度に空気を入れ替えてスッキリしたければ、窓を開けて換気をしましょう。

また、換気システムの給気口や排気口のフィルターが詰まっていると、十分な換気が行われません。

月に一度はフィルターをチェックし、汚れていれば掃除機で吸い取りましょう。

あまりに汚れがひどければ、中性洗剤で洗ってください。

【よくある入居者のお悩み2】

換気システムのフィルターは掃除していますし、時々窓を開けて空気の入れ替えもしています。

それにも関わらず、部屋の中のジメジメした感じがなくなりません。

一体何が原因なのでしょうか。

【お悩み解決のポイント2】

どれだけ換気を徹底していても、部屋の中に湿気を発生させるものがあれば、湿度は元に戻ってしまいます。

洗濯物を部屋干ししている時は言わずもがなですが、大きな水槽や観葉植物も湿気の発生源です。

必要に応じて除湿機を使いましょう。

また、入浴後は浴室の扉をうっかり開けっ放しにしないように注意しなければなりません。

必ず換気のスイッチを入れ、しっかり乾かしましょう。

湿度の高い状態が続くとカビの発生源にもつながるため、うまく湿度を調整しましょう。

まとめ:適切な換気を行い、快適な部屋を維持する

換気システムには、湿気や臭いだけではなくハウスダストや化学物質を外に排出するという大切な役割があります。

しっかり換気ができているかどうかを定期的にチェックするようにしましょう。

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