マンションに実際暮らしていると気付く不便さと、その解消法

マンションに実際暮らしていると気付く不便さと、その解消法

こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。
長くマンションで暮らしていると、マンションならではの不便な点に気付くことがあります。そこで今回は、どんな不便さを感じるか、その不便さをうまく解消している入居者の方からお話しをお伺いしました。

収納スペースが足りない

マンションと一戸建てとの大きな違いは、収納スペースが限られているということです。限られたスペースを有効に使うしか選択肢がないのが悩ましいところです。実際に暮らしている人はどのように収納スペースを作り出しているのでしょうか。

マンション入居者の工夫1

【住民の声】
元からあるクローゼットの使い方を見直しました。上に突っ張り棒を1本入れてハンガーにかけて服を収納し、かけた服の下のスペースに収まるような衣装ケースを買ってきて、空間を最大限に使っています(30代女性・会社員)

今ある収納スペースをうまく活用するのが最も手軽な方法です。最近では安価で便利な収納グッズが多く出回っており、それらを利用すれば収納スペースを最大限に活用できます。

マンション入居者の工夫2

【住民の声】
テレビボード含め壁一面が収納になるタイプの家具を買い、家で組み立てて使っています。書類やこまかなものは全てそこに保管するようになりました(50代女性・専業主婦)

多少のコストこそかかるものの思い切って長く使える収納家具を購入するのも一つの方法です。気に入ったデザインであれば、毎日の収納も楽しくなることでしょう。

バス・キッチンなどをリフォームする時、選べるサイズが限られてくる

【住民の声】
20年程使っていると、どうしても浴室の黒ずみが取れなくなったり、表面の保護コートがとれてしまったり…買い替えを考えて見積りを出したことがありました。ただ、入るサイズが決まっていることもあり、20年前と同じ規格、仕様のものが少なく、種類が選べず苦労しました(50代女性・パート)

リフォームで苦労するというのも、マンションならではの問題といえます。
0.75坪バスだったのに1坪バスにすることはできませんので、今まで通りの大きさで収まる商品を選ぶ必要があります。メーカーは1社だけではなく、数社を比較して決めてくれるようなリフォーム業者などを依頼するとよいでしょう。スペースにぴったり合った商品を探してくれます。

エレベーターが通勤・通学時間帯に混む

【住民の声】
朝の通勤時間帯がかなり混みます。自分は少し早めに家を出るようにして、エレベーターが混み合う時間に利用するのを避けています。でないと、ゴミを捨てる人や通勤通学の人で満員か、エレベーターがしばらく来ないなんてことになってしまうんです(30代男性・営業職)

一戸建てや低層マンションであればエレベーターを使わなくても出入りできますが、高層階ともなるとエレベーターを利用せざるをえません。通勤通学時間に混み合い、エレベーターが来るのを待つのが長くなるのがストレスと感じる人も多いようです。

避けられるのであれば、混み合う時間帯を避けて行動をするようにしましょう。エレベーターが混み合う時間帯がわかっているのであれば、早めに出るか遅く出るなど調整しましょう。
また、さほど高層階ではないのであれば、健康のためと気持ちを切り替え階段を利用するのもオススメです。

工夫次第!マンションライフをエンジョイしよう

マンションでも限られたスペースや環境、状況などを工夫と発想の転換でより暮らしやすくすることが可能です。
住まいの「不安」「不満」「不便」を解消しながら自分らしく、住みやすい暮らしを整えていくことが大切です。

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