これでもう安心!自分でもできるマンションの防犯対策

これでもう安心!自分でもできるマンションの防犯対策

こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。
マンションには、オートロックや防犯カメラといった防犯機能が備わっています。しかし、犯罪から身を守るためには入居者自身も防犯対策を行わなければなりません。ここでは、自分でもできるマンションの防犯対策をご紹介します。

基本は鍵かけ。周囲の確認や宅配業者への警戒も必要

【住民の声】
最近、私の住む地域で不審者の目撃例が多いようです。
普段から防犯に気を付けたいと思うのですが、簡単にできることはないでしょうか。

マンション管理 防犯のポイント

防犯グッズに頼ったりリフォームをしたりしなくても、防犯対策はできます。
普段から以下の点に気を付けて行動してください。

油断せず鍵をかける

基本中の基本ですが、オートロックであっても、管理会社の人が常駐したとしても、高層階だとしても、不審者は侵入してきます。出かける時や家にいる時も必ず鍵をかけましょう。

複数人分の洗濯物を干す

泥棒は外から部屋の様子を観察することで、家族構成などを把握しています。1人暮らしでも複数人分の服(特に男性用)を干しておけば、複数で暮らしているように見せかけられるでしょう。ただ、1Rや1Kではあまり効果はありません。

あいさつを習慣づける

単身者用のマンションでは住民同士の関係が希薄化しやすく、不審者が侵入しても気づかないことがあります。会った人には積極的にあいさつを行い、知り合いを増やしておきましょう。不審者に対する牽制の意味もあります。

部屋に入る前に周囲を確認

部屋に入ろうとして鍵を開けた途端、不審者が出てきて押し入られてしまうことがあります。鍵を開ける前には必ず周囲を確認し、入ったあとはすぐに施錠しましょう。

宅配業者を警戒する

宅配業者を装ってマンションのオートロックを突破する手口はよく使われます。宅配業者が来たら、荷物の送り主を聞くなどして不審者でないことを確認しましょう。怪しければ受け取らないか、宅配ロッカーを使うように言ってください。

ドアと窓に防犯グッズを取り付け、不審者の侵入を防ごう

【住民の声】
私の住むマンションで空き巣の被害があったそうです。
また来るかもしれないので、泥棒に侵入されない方法を教えてください。

マンション管理 防犯のポイント

統計上、窃盗犯の約7割は窓から侵入してきます。高層階であっても安心はできません。ドアを通って正面から入ってくることもあるので、窓とドア両方の防犯対策が必要になります。侵入を防ぐための方法をご紹介しましょう。

サムターンカバー

ドアのサムターン(鍵のつまみ)にカバーをつければ、いわゆるサムターン回しを防ぐことができます。

ディンプルキー

深さと大きさの異なる穴がたくさん開いている鍵で、ピッキングに強いとされています。ドアの鍵をディンプルキーに交換してみましょう。なお、お部屋の改造や防犯グッズの設置を行う時は、必ず管理組合又は管理会社に確認を取ってください。

ツーロック

ドアや窓は、鍵が2ヶ所以上あるだけでも防犯力が高くなります。市販されている補助錠を取り付け、開けるのに時間のかかる鍵にしましょう。

防犯フィルム

貼るだけで窓を破壊しにくくするフィルムです。

ウインドウアラーム

窓に衝撃が加わったり窓が開いたりした時に、大きな警報を出すアラームです。簡単に窓に取り付けることができます。

防犯カメラやセンサーライトがある家は、不審者も避ける

【住民の声】
ツーロックなどの防犯対策は取っているのですが、そもそも泥棒に目をつけられた段階で危ない気がします。泥棒が避けるような部屋を作るにはどうすればいいでしょうか。

マンション管理 防犯のポイント

犯罪被害を防ぐためには、物理的に侵入を防ぐだけではなく、「入りたくない」と思わせる工夫も必要です。以下のような方法を試してみましょう。

防犯砂利

窓の下に砂利を敷き詰めておけば、泥棒が上に乗った時に大きな音を出します。基本的には1階用ですが、バルコニーでも使えなくはありません。

センサーライト

人の接近を感知して点灯するライトです。突然照らされれば、不審者も驚いて逃げていくでしょう。

録画機能付きドアホン

家から出なくても、訪問者の顔を確認しつつ会話ができます。録画機能が付いていれば、万が一の時のための証拠にもなります。

最大の敵は油断。個人でもしっかりと防犯対策をしよう

リフォームに制限のあるマンションでも、工夫次第で犯罪に強い部屋を作ることは可能です。自分は大丈夫と思わず、防犯対策に取り組みましょう。

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