眺望がよく涼しいのが魅力。川沿いのマンションの知識
こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。 今回はマンション入居者の方へ、マンション暮らしに関する情報をお届けします。
マンションは、実にさまざまな場所に建てられています。その中でも、爽やかな環境が好きな方に人気があるのが川沿いの物件です。ここでは、川沿いのマンションに住む際に注目しておきたいポイントを紹介します。
川沿いのマンションの知識1:夏でも涼しく景観が変化しにくい
【住民の声】
新築のマンションを探していたところ、川沿いの物件を紹介されました。確かに眺めはよく、街の中心部よりは自然を感じられるかもしれませんが、それだけで決定することはできません。川沿い物件の眺望以外のメリットを教えてください。
川沿いの物件には、主に以下のようなメリットがあります。
- 涼しいことが多い
- 景観が変化しにくい
大きな川の周辺は風が吹き抜けやすく空気がこもりにくいため、夏場でも比較的涼しい場所です。暑いのが苦手な方にとっては、コンクリートに囲まれた街の中心部よりも暮らしやすいでしょう。
川沿いに新しい建造物が建つことはあっても、大きな川自体が埋め立てられることはまずありません。そのため景観が変化しにくく、変化を好まない方でも安心して居住できます。
川沿いのマンションの知識2:防虫に気を使う必要あり
【住民の声】
川沿いのマンションの内覧に行き、ついでに自転車で周辺を散策してみたところ、虫の大群に突っ込んでしまいました。サイクリング中はよくあることだと思いますが、虫がマンションにまで入ってきたりしないでしょうか。
川沿いでは、川を住処とするユスリカ・カワゲラ・カゲロウと言った昆虫がよく発生します。そのため、マンションのバルコニーなどに虫がやってくる可能性は否定できません。虫が比較的飛来しにくい高層階を選ぶか、防虫をしっかりと行うのが望ましいでしょう。特に、LEDには虫が寄って来にくいため、共用部分の照明がLEDになっているか確認してみてください。
川沿いのマンションの知識3:ハザードマップは要チェック
【住民の声】
川沿いのマンションの購入を検討していると両親に話したところ、「洪水が起きたらどうするの」と心配されてしまいました。確かに最近は、ゲリラ豪雨や台風による川の氾濫のニュースをよく聞きます。やはり川の周辺は危ないのでしょうか。
川が近い以上、どうしても水害は発生しやすくなります。問題は、その川が実際に氾濫する可能性があるのかどうか、そして万が一の時に避難ができるかどうかです。購入前に必ず周辺のハザードマップを確認し、氾濫のリスクを知っておきましょう。
その上で、少しでも高台にある物件や避難所が近い物件を選べば、危険性を下げることができます。過去に周辺で起きた水害の情報も調べてみてください。
まとめ:川沿いマンションで、のんびり流れを眺めて暮らそう
大きな川の流れを眺めていると、それだけで心が癒されるという人も多いはずです。川沿いのマンションを購入する時は、その特徴をよく理解し、メリットを十分に活かせる物件を選びましょう。