金額の基準や用途は何？ マンションの管理費の疑問
こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。
今回はマンション入居者の方へ、マンション暮らしに関する情報をお届けします。
マンションの管理費は、共用部分などの維持に必要な費用です。とはいえ、いつも何となく支払っているだけで、詳しいことはよくわからない方も多いのではないでしょうか。今回は、マンションの管理費のちょっとした疑問について見ていきましょう。
マンションの管理費の疑問1：何を基準に決めている？
【住民の声】
うちのマンションは、さまざまな広さの部屋が用意されており、1番大きい部屋は私の部屋の倍以上にもなるそうです。ふと疑問に思ったのですが、広い部屋だと管理費も多めに支払っているのでしょうか。広い分、人数も多く住んでいるでしょうし、部屋の維持にかかる費用も高くなると思うのですが。
【お悩み解決のポイント】
原則として、管理費の負担の割合は、各部屋の床面積によって決まります（区分所有法による）。広い部屋＝床面積の大きな部屋を所有している人ほど、管理費も多く支払うことになるのです。部屋の広さが2倍なら、管理費も2倍支払っていると考えていいでしょう。ただし、マンションの規約によっては、この法則によらずに負担金額が決められていることもあります。
原則として、管理費の負担の割合は、各部屋の床面積によって決まります（区分所有法による）。広い部屋＝床面積の大きな部屋を所有している人ほど、管理費も多く支払うことになるのです。部屋の広さが2倍なら、管理費も2倍支払っていると考えていいでしょう。ただし、マンションの規約によっては、この法則によらずに負担金額が決められていることもあります。
マンションの管理費の疑問2：売れ残った部屋の管理費負担は？
【住民の声】
新築のマンションの部屋を購入して1年が経ったのですが、いまだにいくつかの部屋が売れ残っているそうです。売れ残りの部屋の管理費は、誰も支払っていないのでしょうか。不足分を私たちの管理費に上乗せされているようだと困ります。
【お悩み解決のポイント】
マンションの管理費は、区分所有者が支払うのが原則です。分譲マンションの売れ残っている部屋の所有者は売主ですから、売主が管理費を負担していると考えられます。気になる場合は販売会社や管理会社などに確認を行ってみてください。
マンションの管理費は、区分所有者が支払うのが原則です。分譲マンションの売れ残っている部屋の所有者は売主ですから、売主が管理費を負担していると考えられます。気になる場合は販売会社や管理会社などに確認を行ってみてください。
まとめ：理由や用途を知れば、管理費を安心して支払える！
管理費は、マンションの快適な生活を維持するための大切なお金です。どのような理由でいくら徴収され、何に使われているのかを知れば、より安心して支払うことができるでしょう。
