そこはみんなが通る場所。マンション管理でのエントランスの扱い

そこはみんなが通る場所。マンション管理でのエントランスの扱い

こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。

エントランスは、マンションに入る全員が通る場所です。エントランスに問題があれば、マンションのイメージが大きく変わってしまうでしょう。今回はエントランスの管理方法についての参考事例をご紹介します。

ケース1 エントランスが汚い! ちゃんと掃除をしてほしい

通るたびに思うのですが、エントランスがとにかく汚いです。ホコリっぽいし、ゴミが落ちていることもあります。たまに自分でゴミを拾っていますが、流石に掃除はできません。もう少し掃除をしっかりしてもらえないでしょうか。ゴミをポイ捨てしている犯人も特定してほしいです。

マンション管理 対応のポイント

エントランスをはじめとする共用部分の環境維持は、管理者の仕事です。ご自身で掃除をしているのであれば、細めに行った方がいいでしょう。清掃会社に委託しているのなら、仕事ぶりを確認することも必要です。注意書きを掲示してもゴミ捨てがなくならない場合は、防犯カメラを確認するなど何かしら対策をする必要もあるかもしれません。

また、こうした管理業務をマンション管理会社に委託することで、解決できるケースもあります。

ケース2 エントランスに外部の人がたむろしている。やめさせて!

明らかにマンションの住民ではない人たちが、エントランスにたむろしていることがあります。どうやら他の住民の方が招き入れているようで、夜中に騒いでいることもあるのです。非常に迷惑ですし、怖くて入りづらいのでやめさせてもらえないでしょうか。

マンション管理 対応のポイント

エントランスの広いマンションには、ソファーやテーブルが設置してあることがあります。入居者同士はもちろん、規則に従って外部の方と話すのに使っても構いませんが、長時間の占有は好ましくありません。防犯上の問題もありますから、場合によっては住人同士で話し合いや管理規約の変更などが必要になることもあります。

ケース3 エントランスで子供が走り回っている。危なくないか?

うちのマンションはエントランスが広いせいなのか、子供たちを遊ばせている人もいるようです。静かに遊んでいる分には構いませんが、走り回ったりしていると非常に危険だと思います。注意してもいいのでしょうか?

マンション管理 対応のポイント

共用部分で事故が発生した場合には、管理者または管理会社に連絡をしてください。誰もが安全に使えるよう、普段から注意喚起をすることが必要です。騒ぐ・走り回るといった行為の他、飲酒・喫煙なども発見したら注意することが必要です。しかし、直接注意することはトラブルになる可能性もありますので、管理会社や管理組合に相談されることをおすすめいたします。

エントランスの清掃と安全管理は徹底しよう

エントランスは、外観と並んでマンションの顔といえる場所です。ただ通り抜けるだけの場所ではありません。住民同士のコミュニケーションの場ともなりますので、清掃や安全管理に気を配りましょう。

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