うまく選べばお得に住める! 価格の安いマンション選び

うまく選べばお得に住める! 価格の安いマンション選び

こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。
今回はマンション入居者の方へ、マンション暮らしに関する情報をお届けします。

マンションの情報を調べていると、同じようなグレードの部屋に比べて、明らかに価格の安い部屋を見つけることがあります。これにはさまざま理由があるのですが、うまく選べばお得に物件を購入できるのです。ここでは、価格の安いマンションの特徴を解説します。

価格の安いマンション1:歓楽街に近い場合

【住民の声】

都心のマンションを探していたのですが、やはり価格の高い物件ばかりです。ところが、1軒だけ妙に価格の安い物件を見つけました。特に室内に問題などはなく、築年数も比較的新しいのですが、何が問題なのでしょうか?

【お悩み解決のポイント】

マンション周辺の街の様子を調べてみてください。もし歓楽街がすぐそばにあるのなら、それが理由で価格が安くなっている可能性があります。歓楽街は風紀上の問題から、女性やお子さんのいるご家庭に敬遠されやすく、価格も安くなることがあります。もちろん、人によってはまったく気にならない要素ですから、お得だと感じたら購入を検討してみましょう。

価格の安いマンション2:線路がすぐそばにある場合

【住民の声】

お得なお値段のマンションを見つけたので理由を確認したところ、すぐそばを線路が通っているからだとわかりました。電車の走る音がうるさいということなのでしょうが、そんなに気になるものでしょうか?

【お悩み解決のポイント】

電車の走行音は、慣れるまではうるさく感じる方が多いのは事実です。場所によってはひっきりなしに電車が走っており、早朝から深夜まで走行音を聞くことになります。「生活に影響しそう」と考えるか、「慣れればいいさ」と考えるかは、その人次第でしょう。
また、最近の新築物件なら窓や壁の防音性能もアップしており、しっかり対策が取られていることも珍しくないことです。不快に思う騒音のレベルは個人差があるため、案外、部屋の中では「思ったほど電車の走行音を感じない…」と思えるかもしれません。

価格の安いマンション3:部屋の構造に問題がある場合

【住民の声】

マンションの部屋は高層階になるほど人気が高く、価格もアップするという話は聞いたことが
あるのですが、同じ階層なのに価格の異なる部屋を見つけました。一体何が原因なのでしょうか? 向きは同じなので、眺望や日当たりが原因ではないようですが……。

【お悩み解決のポイント】

物件によっては、構造の関係で部屋の真ん中に大きな柱が立っていたり、天井が斜めになっていたりすることがあります。これは床面積や実質的な居住空間を小さくしてしまうため、同じマンションの他の部屋よりも価格が安くなるのです。生活に直接影響するので、価格の違いだけでどちらがいいとは言えませんが、同じ場所により安く住めるという点はメリットとなりえます。

まとめ:安い物件を見つけたら、理由をチェック!

マンションの価格が安いのには、必ず何かしらの理由があります。それはデメリットであることが多いのですが、特に問題だと思わない方にとっては、むしろお得な物件です。安い物件を発見したら、必ずその理由を調べてみましょう。

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