防犯性や災害時の対応にも影響する。マンションのコミュニティ形成

防犯性や災害時の対応にも影響する。マンションのコミュニティ形成

こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。
今回はマンション入居者の方へ、マンション暮らしに関する情報をお届けします。
みなさんは、マンションの他の居住者と交流する機会を持っていますか? 「正直あまり交流できていない」という方や「交流を促進したいが方法がわからない」という方も多いはずです。ここでは、マンションのコミュニティ形成について考えてみましょう。

マンションのコミュニティ形成1:メリットは数多くある

【住民の声】
最近、うちのマンションでコミュニティ形成を活発化させようという動きがあるようです。私としては、隣近所の方と交流があれば十分だと考えているのですが、コミュニティ形成には何かメリットがあるのでしょうか。

【お悩み解決のポイント】
マンション内のコミュニティ形成が活発化すると、以下のようなメリットが得られます。

     

  • マンション内の雰囲気がよくなり、生活しやすくなる
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  • 災害時に居住者同士が助け合って行動しやすくなる
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  • 知らない人(不審者)に気づきやすくなり、防犯性が高まる
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  • 管理組合の活動に参加しやすくなり、多くの意見を取り入れることにつながる

いずれもマンションでの生活に大きな影響を与える要素です。管理組合の企画するイベントなどへの参加は任意ですが、機会があればぜひ参加してみましょう。違う階や別棟の居住者とも知り合いになれるかもしれません。

マンションのコミュニティ形成2:誰でも参加できるイベントを企画しよう

【管理組合の声】
コミュニティ形成の促進のために、管理組合としてイベントを企画しようと思うのですが、なかなかうまくいきません。どのような点に注意してイベントを企画すればいいでしょうか。また、おすすめのイベントがあれば教えてください。

【お悩み解決のポイント】
コミュニティ形成のためのイベントは、老若男女問わず多くの人が参加できることが大切です。実施しやすいのは、夏のスイカ割りやクリスマスツリーの飾り付け・クリスマス会、正月の餅つきといった季節の行事でしょう。これらは「季節の風物詩」として子供からお年寄りまで参加できるイベントになります。
また、災害を想定した避難訓練も立派なイベントになります。エレベーターに閉じ込められる体験や避難場所をめぐるツアーなど、いろいろな企画を織り交ぜれば、楽しみつつ身の守り方を学ぶことができるでしょう。居住者から意見を募ってみるのも一つの方法です。

まとめ:コミュニティ形成によって、生活の質を高めよう

コミュニティ形成がうまくいっているマンションでは、生活の質も大きく高まります。管理組合が企画を打ち出すのはもちろん、各居住者も積極的に意見を出して、マンション全体で交流を図ってみましょう。

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