マンションの二人暮らし向け物件はどう選ぶ?

マンションの二人暮らし向け物件はどう選ぶ?

こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。
今回はマンション入居者の方へ、マンション暮らしに関する情報をお届けします。
マンションで二人暮らしをする場合、物件選びの際には、一人暮らしや3人以上の生活とは違う視点で考えねばなりません。ここでは、マンションの二人暮らし向け物件の選び方を解説します。

マンションの二人暮らし向け物件1:勤務先の「中間地点」を選ぶ

【住民の声】
交際相手と結婚するにあたり、手頃な物件を探しています。どちらかに負担がかかってしまわないようにしたいのですが、どのような点に配慮して物件を選べばいいでしょうか。なお、2人とも会社勤めです。

【お悩み解決のポイント】
共働きの2人が同居する場合、まず考慮しなければならないのが通勤時間のバランスです。可能であれば、2人の勤務先の中間地点にある物件を選ぶのが望ましいでしょう。

もちろん、この場合の「中間地点」というのは、直線的な距離ではありません。片方が徒歩10分、もう片方が電車で10分の距離にあるなら、直線距離では後者の方が離れていますが、通勤時間の面では立派な「中間地点」です。購入前には、必ず通勤のシミュレーションを行ってください。

マンションの二人暮らし向け物件2:1LDKでも生活できる?

【住民の声】
今度、夫婦で住むためのマンションを購入する予定なのですが、部屋のタイプ選びで悩んでいます。普段はほとんどケンカをしないほど仲がいいのですが、あまり広くない物件でも大丈夫でしょうか。それとも、やはり自分専用の部屋があった方がいいのでしょうか。

【お悩み解決のポイント】
二人暮らしの場合、部屋のタイプが1LDK 以下だと、ほぼ常に一緒にいることになります。一応寝室とLDKに分かれるくらいはできるかもしれませんが、十分なプライベート空間を確保するのは難しいでしょう。特に、共働きで勤務時間が大きくずれている場合、お互いの睡眠を妨げてしまうかもしれません。

お互いの自由を重視するなら、2DKや2LDK以上の物件を選ぶのが望ましいといえます。どれだけ仲のいい夫婦でも、1人になりたい時間はあるものです。初めて二人暮らしをする場合はその辺りもよく話あった上で物件を購入してください。

まとめ:お互いのことを考え、2人が納得できる物件を選ぼう

一人暮らしと二人暮らしには、とても大きな差があります。誰かと一緒に暮らす以上、自分のことだけを考えているわけにはいきません。さまざまな観点から物件を評価し、よく話し合って決定しましょう。

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