生ゴミを粉砕・圧縮! マンションのディスポーザーの豆知識

生ゴミを粉砕・圧縮! マンションのディスポーザーの豆知識

こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。
今回はマンション入居者の方へ、マンション暮らしに関する情報をお届けします。

近年、マンションで導入が進んでいる設備の1つが「ディスポーザー」です。生ゴミを粉砕して排水と一緒に流すことで、ゴミの削減などのメリットが得られるとして注目されています。ここでは、マンションのディスポーザーの豆知識を見ていきましょう。

マンションのディスポーザーの豆知識1:設置率はどのくらい?

【住民の声】
新築マンションの購入を検討しているのですが、オプションでディスポーザーを付けられるそうです。友人は「付けるのがおすすめ」と言っていますが、私は今まで使ったことがないため、設置するべきか迷っています。そもそも、そんなに一般的な設備なのでしょうか。

【お悩み解決のポイント】
新築マンションに限れば、ディスポーザーの設置率は約30%です。日本ではまだまだ普及半ばといったところですが、アメリカでは広く普及しており、設置率は約60%。設置を義務付けている自治体も多く、より身近な存在となっています。使用上の注意点はいくつかありますが、使い方は難しくないので、ぜひ設置を検討してみてください。

マンションのディスポーザーの豆知識2:臭いや害虫を減らすのに最適

【住民の声】
我が家は5人家族なので、料理をした時に出る生ゴミも結構な量です。夏場はちょっと放置するだけでも悪臭を放ち、ハエなどの害虫も寄ってきます。ベタベタになった三角コーナーを洗わなければならず、負担は小さくありません。ディスポーザーがあれば改善できますか?

【お悩み解決のポイント】
ディスポーザーは、料理で出た生ゴミをすぐに粉砕して流すことができるため、生ゴミを長時間溜めておく必要がなくなります。臭いや害虫も発生しにくくなり、三角コーナーもあまり汚れません。ただし、ディスポーザーの中に生ゴミが残っていると意味がないので、最後までしっかり粉砕して流すようにしてください。

マンションのディスポーザーの豆知識3:水道光熱費はかかる?

【住民の声】
ディスポーザーを実際に使ってみたところ、面白いくらいに生ゴミを圧縮してくれるので感動しました。しかし、これほどのパワーがあるのなら、電気代もかかってしまうのではないでしょうか。また、流す時に水が必要なのも気にかかります。

【お悩み解決のポイント】
ディスポーザーを1日3回使用したとしても、1ヶ月の電気代は5円~10円程度、水道代も120円~150円程度です。もう少し使用頻度を上げたとしても、生活に大きく負担のかかる金額にはならないでしょう。むしろ、ゴミの総量が減ることでゴミ袋を買う機会が減り、プラスマイナス0になるケースさえあります。万が一故障した時には修理代がかかりますが、普段の経済的な負担はほぼないとお考えください。

まとめ:ディスポーザーを導入してエコな生活を送ろう

ディスポーザーは、エコに興味がある方には強くおすすめできる設備です。ただし、設置には専用の排水処理システムが必要になるなど条件が必要になるため、すべてのマンションで導入できるわけではありません。もしOKなら設置を検討してはいかがでしょうか。

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