隙間が収納に早変わり。マンションのデッドスペースを活かす工夫

隙間が収納に早変わり。マンションのデッドスペースを活かす工夫

こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。

今回はマンション入居者の方へ、マンション暮らしに関する情報をお届けします。

棚と棚の間や天井付近など、何の用途にも使われていない空間が気になったことはないでしょうか。このような場所は「デッドスペース」と呼ばれるもったいない空間ですが、工夫次第では便利な収納場所に早変わりします。ここでは、マンションのデッドスペースを活かす方法を考えてみましょう。

マンションのデッドスペースを活かす工夫1:突っ張り棒

【住民の声】

私の部屋には、備え付けのシステムキッチンがあります。しかし、1番端の縦に細長い収納スペースを、うまく使えている気がしません。ぴったり入るほど長いものはそれほどありませんし、やむをえず適当なものを収納していますが、上の方の空間がもったいなく感じられます。穴を開けたりせずに、この部分を活用する方法はないでしょうか。

【お悩み解決のポイント】収納スペースの中に突っ張り棒を付けてみましょう。といっても、物をぶら下げるわけではありません。2つの突っ張り棒を並べ、必要に応じて編みかごや箱を置くことで、簡易的な棚として使えるようになります。不要になればいつでも取り外せますし、穴を開ける必要もないのがメリットです。

マンションのデッドスペースを活かす工夫2:クローゼットの下

【住民の声】

服の収納場所が少なくて困っています。これ以上収納家具は増やしたくありませんし、どうすればいいでしょうか。なお、どこにやったかわからなくなるのは嫌なので、なるべく他の衣類の近くに置いておきたいです。

【お悩み解決のポイント】クローゼットの下の部分を確認してみてはいかがでしょうか。服をかけても1番下まで届かないクローゼットは多く、下の方がデッドスペースになります。そこに収納ケースや小型の棚を設置すれば、クローゼット内の空間をまんべんなく使えるのです。特に衣類は、たたんだり重ねたりすることで小さくできるので、わずかな隙間でも意外と収納できます。

マンションのデッドスペースを活かす工夫3:出窓を棚に

【住民の声】

気がついたら、部屋の出窓が物置のようになってしまいました。ちょうどいい場所にあるので、つい何でも置いてしまうのです。もう窓としての役割は果たしていません。流石に見苦しいですし、やはり片付けるべきでしょうか。

【お悩み解決のポイント】窓として使わなくてもいいのであれば、出窓を棚に改造するという方法があります。出窓の幅に合うサイズの棚板を渡し、上から下まで収納スペースとして使いましょう。日光の当たる場所ですから、日焼けの心配がないor日焼けしても問題ないものを置くのが基本です。外から見られたくなければ、目隠しフィルムを貼りましょう。遮光フィルムなら、日光も防ぐことができます。

まとめ:デッドスペースの利用法を自由に考えよう

デッドスペースは、ただの「無駄な空間」ではなく、「何かに使える場所」と考えるのがおすすめです。少し工夫すれば以外なほど物が入りますから、自由に使い道を考えてみましょう。

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