採光・遮熱・防音・雰囲気にも関わる。マンションのカーテンの知識

採光・遮熱・防音・雰囲気にも関わる。マンションのカーテンの知識

こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。
今回はマンション入居者の方へ、マンション暮らしに関する情報をお届けします。

新築のマンションには、基本的にカーテンが設置されていません。「カーテンくらい適当に買えばいいだろう」と思うかもしれませんが、実はなかなか奥の深いものなのです。ここでは、マンションのカーテンの知識を紹介します。

マンションのカーテンの知識1:採寸は内覧時に行う

【住民の声】

マンションを購入することになり、引っ越しの準備を進めています。今のカーテンはかなり傷んでいるので捨てることにしたのですが、「そういえば新居にはカーテンもないんだよな」と気づきました。カーテンくらいはすぐに買えるでしょうし、このまま捨ててしまっても構いませんよね?

【お悩み解決のポイント】

引越し先の窓がどのような大きさなのかによります。既成品のカーテンでは対応できないサイズ・形状の窓も少なくないからです。その場合はオーダーメイドが1番ですが、オーダーは届くまでに時間がかかるため、しばらくカーテンなしですごす事態になるかもしれません。

最も確実なのは、内覧時に窓を採寸しておくことです。既成品で間に合いそうなら購入すればよく、オーダーが必要な場合でも早めに対応できます。新居の窓のサイズがわからないのであれば、営業の方に聞いてみてもいいと思います。

マンションのカーテンの知識2:壁紙とのバランス

【住民の声】

長年地味なカーテンを使い続けてきたので、新しいものに交換しようと思います。単なる目隠しではなくデザインにもこだわりたいのですが、どのような点に注目すればいいでしょうか。

【お悩み解決のポイント】

壁紙の色が部屋の雰囲気を左右することはよく知られていますが、これはカーテンも同じです。明るい色なら部屋が広く感じられ、暗めなら落ち着いた雰囲気になります。マンション単独ではなく、壁紙とのバランスを考慮して選ぶといいでしょう。

最も基本的なのは壁紙と同系統の色を選ぶ方法ですが、あえて違う色にしてみるのもおすすめです。いわゆるアクセントクロスと同じような扱いができ、部屋にインパクトをもたらしてくれます。壁紙に比べて簡単に交換できますから、定期的にカーテンを変えてみるのもいいでしょう。

マンションのカーテンの知識3:シェードカーテンを使う

【住民の声】

私の部屋には、天井から床まで届く大きな窓があります。私はどちらかというと、窓の上の方を隠して下の方からだけ光を入れたいのですが、カーテンでは左右の調整しかできません。下の方を捲り上げるしかないのでしょうか。

【お悩み解決のポイント】

シェードカーテンを使ってみてはいかがでしょうか。上から布を垂らすタイプのカーテンで、少したためば窓の下の方からだけ光を入れられます。おしゃれなデザインのものも多いため、思い切って部屋の雰囲気を変えたい時にもおすすめです。

まとめ:マンションでもカーテン選びにこだわろう

カーテンには、窓から入ってくる光・熱・音などを調節する役割があり、プライバシーも守ってくれます。適したものを選べば生活が快適になるので、いろいろなパターンを試してみましょう。

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