任せ切りはではだめ。マンションの管理会社との付き合い方

任せ切りはではだめ。マンションの管理会社との付き合い方

こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。
多くのマンションの管理組合は、管理会社にマンション管理を委託しています。頼れる存在ではありますが、「細かいことは全部管理会社に頼めばいい」と任せきりになってはいないでしょうか。今回は、マンションの管理会社との付き合い方について考えてみましょう。

マンションの管理会社との付き合い方1:不満がある時

【管理組合の声】
最近、管理会社に対する不満の声が増加しています。総会の資料は期限に間に合わないし、共用部分の清掃や植栽の管理にも手抜きが目立つのです。外部の会社に委託しているのだとしても、責任は管理会社にあるはず。どうすれば管理会社の仕事ぶりを改善させられるでしょうか。

【お悩み解決のポイント】
マンションの担当者へ話しても変わらないようであれば、管理会社に改善要望を出しましょう。それでも状況が変わらない場合は、管理会社の変更も検討するべきかもしれません。

マンションの管理会社との付き合い方2:管理会社の変更

【住民の声】
友人のマンションが、総会での決議に従って管理会社を変更したそうです。その結果、以前に比べて明らかに仕事ぶりがよくなったと言っていました。うちのマンションでも、管理会社の変更を検討してみた方がいいのでしょうか。あまり余計なことをして、管理会社との関係を悪化させたくはないのですが……。

【お悩み解決のポイント】
管理会社を変えたからといって、必ずマンションがよくなるとは限りません。しかし、他の管理会社のサービスを知ることで現状との比較もできるため、話を聞くだけでも良いですし、それを元に現在の管理会社に要望を出せば、業務を改善してくれるかもしれません。マンションの管理は立派な商品であり、自分たちに選ぶ権利があるのだという認識を持ちましょう。

マンションの管理会社との付き合い方3:書類の保管

【管理組合の声】
マンションの重要な書類の保管場所を確認したところ、すべて管理会社が保管していることがわかりました。その方が安全性は高いのかもしれませんが、どうにも納得がいきません。このままでいいのでしょうか。

【お悩み解決のポイント】
管理会社は、あくまでも管理組合から仕事を委託されている立場で、多くの場合は契約書にて、書類の保管先が記載されていますので、まずは契約書を確認してみましょう。書類の保管先が管理会社になっていて、変更したいのであれば、管理組合から管理会社に契約内容の変更の申し入れを行っていただく事で変えることは可能です。ただし、管理事務室や倉庫での保管場所のスペースが必要ですので、よく確認しておきましょう。

まとめ:管理会社の仕事に興味をもつことが第一歩

管理会社との関係性について、あまり深く考えたことのない居住者は非常に多いと思われます。しかし、管理会社の仕事がマンション生活に与える影響は大きく、その仕事ぶりはしっかりと評価しなければならないのです。「管理会社はどんな仕事をしているのだろう」「そもそもどうやって管理会社を決めたのだろう」と興味を持つことをおすすめします。

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