マンションクローゼット収納の上手な活用法
こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。
今回はマンション入居者の方へ、マンション暮らしに関する情報をお届けします。
マンションは収納スペースが限られているので、うまく収納できないという声をよく聞きます。
そこで今回は、マンションの各部屋にあるクローゼットの上手な活用法についてご紹介したいと思います。
マンションクローゼット活用のポイントは2つ
マンションのクローゼットは大きさや高さ、奥行きが最初から決まってしまっているため、使いにくさを感じることが少なくありません。
クローゼットを上手に使うために、まず見直しておきたいポイントが2つあります。
物の総量を減らす
マンションは部屋の大きさも収納の大きさも限られています。
そこで、持ち物は常に整理して「持ちすぎない」ように心がけましょう。
一般的に、2年間着ていない服は今後も着る可能性はほとんどないと言われています。
デッドスペースを作らない
限られた収納を最大限に生かすには、デッドスペースをできるだけ作らないようにすることが重要です。
上下の隙間や奥行きをうまく使う工夫をしましょう。
物の総量を減らす工夫とは?
持ち物の数を減らすためには、2つのポイントがあります。
ポイント1:詰め込まず、総量を把握する
物をぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと、どこに何があるのかわからず、二度買いやムダ買いの原因になります。
なかなか物を減らせないという人は、一度収納の中身を全部出して把握しましょう。
また、持ち物がひと目でわかるようにスペースの7~8割程度を目安に物を入れてみましょう。
ポイント2:思い出の物はひとまとめにする
使わなくても記念として大切に取っておきたい物は、普段使う物とは別にスペースを設けて収納します。
こうすることで、普段使いの物のために使える収納スペースがどのくらいあるかが把握できるので、物の総量を管理しやすくなります。
デッドスペースを作らない工夫とは?
デッドスペースを作らないで使いやすく収納するには、3つのポイントがあります。
ポイント1:クローゼット下は引き出しを活用する
マンションのクローゼットでよくある形は、ハンガーポールの上に上段の棚板があるタイプです。
その他に、押し入れのように中段があるタイプや、細かい棚板が付いたタイプもあります。
ハンガポールが渡っているクローゼットの場合、下の部分が空いてしまうことがあります。
このようなときは、スタッキング型の引き出し収納を使いましょう。
タグ付けして中身がわかるようにおけば、引き出しを入れ替えるだけで衣替えも簡単にできます。
ポイント2:上段は使用頻度が低いものを
クローゼットの上段は、特に女性には高くて手が届きにくいものです。
普段あまり使わないもので、重くないものを入れるのがいいでしょう。
大きめの旅行バッグや、圧縮袋に入れてコンパクトにしたセーター・ジャケット類、冠婚葬祭に使用する小物や帽子類、シューズケースに入れた季節外の靴などがおすすめです。
ポイント3:ハンガーの形を統一する
ハンガーは同じ形のものを使うようにしましょう。
ハンガーの形や大きさが区々だと、高さや厚みがバラバラになって服と服の間に隙間が空きやすくなります。
物の総量、デッドスペースを意識して、いつもきれいに
今回ご紹介したポイントは収納の基本ともいうべきもので、マンションの他の収納にも応用できます。
ぜひ活用して、物の整理整頓が行き届いたきれいなクローゼットを作ってみてください。