【マンション管理問題】汚部屋やゴミ屋敷の片付け

【マンション管理問題】汚部屋やゴミ屋敷の片付け

こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。 今回はマンション管理である「汚部屋・ゴミ屋敷」に関する事例です。

マンション管理をするにあたり大切なことは、住んでいる住民の方が気持ちよく生活できるということです。マンション管理問題に関して、色々な問題があるのですが、今回は“汚部屋”や“ゴミ屋敷”の片付けについての参考事例を見ていきましょう。

汚部屋・ゴミ屋敷が発覚するきっかけ

ゴミ屋敷と言われる家は、室内だけでなくベランダや玄関先などの屋外などにもゴミが積まれていたりします。しかし、マンションですと“汚部屋”と言われる部屋は一見外からは分かりません。屋外から把握できるとしたら、ベランダにゴミが山積みになっているのが見えるという程度です。マンションで、汚部屋やゴミ屋敷を発見される時は、以下のようなきっかけがあります。

  • 汚部屋から異臭がしたり、害虫が発生するクレームから発覚
  • ボヤ騒ぎが出て発覚
  • 住人の勤務先やご両親などの安否確認で発覚
  • マンション防火機器などの点検で発覚

マンションの汚部屋は一見外から見ても分かりませんが、“臭い”や“害虫”などのゴミから発生するものや、実際に部屋の中を見たりする機会で発見される2つのパターンがあります。では、汚部屋やゴミ屋敷と言われる部屋を発見したり、クレームなどが入った時はどのような対処法が必要になってくるのでしょうか?

汚部屋・ゴミ屋敷状態には事故や衛生面でも注意が必要

マンションに、“汚部屋”や“ゴミ屋敷”によってどんな問題が起こるのでしょうか? 一つの“汚部屋”からマンション全体に悪影響を及ぼすことがあります。

異臭や、害虫発生の原因に

悪臭だけでなく、害虫なども発生します。特に害虫はマンション全体に発生しとても不衛生な状態になり、さらなるクレームにつながります。

火災の原因に繋がる恐れも

ゴミ屋敷の問題は衛生面だけではありません。山積したゴミが原因で火事になった事例もあります。 マンション全体の他の入居者の方を危険に晒すことになります。

ゴミ屋敷・汚部屋の入居者の方に管理者ができることは?

管理会社や管理組合は、まずは直接口頭などでゴミを片付けるように注意する場合もあるかと思います。 ただ、注意を促すだけではなかなか片付けてもらうことは難しいかと思います。 そんな時は、内容証明郵便を送付して期日までにゴミを処分してもらうよう促すことも有効的です。万が一期日までにゴミを撤去されてなくても、内容証明郵便を送付することで、入居者に注意勧告をしたという証明にもなります。 それでも、変わらない場合は行政機関に相談しましょう。

まとめ

ゴミ屋敷になってしまう入居者の方は病を患っている場合もあります。 しかし、悪臭や火事の危険性や外注問題など多様なトラブルの原因となるケースが多いです。 管理するマンションでゴミ屋敷・汚部屋問題が発生したら、早めの対応を心がけましょう。

コラム一覧