自転車が置けない!マンションでの駐輪場トラブル

自転車が置けない!マンションでの駐輪場トラブル

こんにちは、マリモコミュニティがお届けするマンション管理コラムです。
マンションを管理するにあたって、色々なトラブル対策をされていると思います。
色々な年代の方や、職種の方が住まれているマンションなので一筋縄ではいかないのが現状です。
色々なトラブルの中でも、今回は「駐輪場」についてのトラブルと対策案をまとめました。

自転車を置くスペースがない!

駐輪場の構造はマンションによって異なります。マンションの部屋ごとに自転車スタンド(駐輪ホルダー)を設置していたり、自由にとめられる駐輪スペースを設置していたりと様々です。

それぞれの駐輪場別に、どのようなトラブルがあるかご紹介します。

自転車スタンド(駐輪ホルダー)

新しく入居してきた人が間違えて停めてしまったり、自転車を新しく購入して空いていたスタンドに勝手に駐輪したなどが考えられます。

また、マンションに遊びに来た人などが勝手に駐輪した可能性があります。
どのケースにしろ、自転車を邪魔にはならない場所に移動させて自転車に注意書きの貼り紙をするなどをしましょう。

勝手に自転車を使用されていた

誰かに勝手に自転車を使用されていたというトラブルがあります。

マンションの共有自転車と勘違いして使用している場合や、鍵がかかっていなかったから勝手に使ったなどというケースもあります。
このトラブルの場合は、他の人の自転車を使用しないことと、自転車の施錠の徹底を掲示板や回覧板で呼びかけましょう。

自転車を置けない

最近は様々な規格の自転車が発売されています。

電動アシスト自転車や、マウンテンバイクなど規格が大きすぎて自転車スタンドに置けなかったり、スペースを取りすぎて他の自転車が置けないというトラブルが発生します。
賃貸マンションであれば、スペースを確保するなどの対策をすることもできるでしょう。
しかし、分譲マンションの場合、簡単にスペースを用意することができません。
スペースを確保できない場合は近くの駐輪場を借りてもらうか、住民の皆さんで解決策を協議することが必要です。

自転車の盗難

駐輪場トラブルの最悪のケースと言えば「盗難」です。

これは犯罪ですので、対応は警察の役割となります。
マンションとしてできる予防策として有効なのは、防犯カメラの設置です。「防犯カメラを設置しています。」という注意書きを貼るだけでも、盗難抑止につながります。

バイク駐輪

マンションでは自転車以外にも、バイクの駐輪も可能なことが多いです。

バイクのトラブルの場合、「騒音」や「スペースの幅を取り過ぎている」というような苦情が寄せられます。
騒音の場合は、エンジンは駐輪場内や敷地内でかけずに外へ出てからかけることを促していきましょう。
自転車と一緒に駐輪している場合はバイクと自転車の駐輪スペースを分けるか、もしくは駐輪スペースを広くすることで解決することも多くあります。

まとめ:トラブルの原因を把握し早期対応を

マンション管理で発生する駐輪場トラブルは駐輪スペース不足が原因のことが多いです。

もうひとつは、マンションの住人同士のマナー違反やセキュリティの問題などもあげられます。
また、トラブルを事前に防ぐ対策としてセキュリティ対策や、駐輪場のルールの周知を行いましょう。

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